MEMORY その3 (03/08/02更新)

 Winbond Chip メモリーの耐性テスト  



システム環境
M / B
EPoX EP-8RDA+Rev.2.1(030703) / BIOS:8rda3609.bin
C P U
Athlon XP2500+ AQUCA 0306XPBW /Ratio:8.5
Cooling
CPU:KANIE Hedgehog-238M / North:ALPHA PAL6035T
V G A
ATI XPERT 98 PCI 8MB
H D D
Maxtor 5T040H4 /U-DMA 5 (ATA100)
Power Supply
AOpen FSP400-60GN
Voltage
Vdd:1.8V(設定)/ Vio:3.50V(実測) / Vcore:1.60V(設定)
O S
WinXP SP1
Remarks
室温25〜26℃ /ノースシンクのみ交換,他未改造

テスト条件
1.CPU倍率は8.5倍、Vddは1.8V(設定)に固定。
2.各メモリは同一ロットのものをDIMM1&2に2枚差し。
3.エアコン等で室温を25〜26に維持。
4.メモリー設定とVdimmを変更し、SPI104万桁が完走したFSBを計測。
5.M/Bは電圧系は無改造のままだが、ノースシンクのみFAN付のもの
  に交換した。

 その1 TwinMOS 基板 「CH-5」 (03/07/29)  

 1.Chip :Winbond W942508 CH-50314WI
   Base: GB3-211BX (TwinMOS PC3200 CL2.5 256MB)



Memory Setting
Type 1
Type 2
Type 3
Type 4
Type 5
T (RS)
5
5
5
7
8
T (RCD)
2
3
2
3
4
T (RP)
2
2
2
3
4
CAS Latency
2.0
2.0
2.5
2.5
3.0
MAX FSB / 2.63V
219
229
219
228
233
MAX FSB /2.77V
224
232
224
232
234
MAX FSB /2.90V
224
232
225
232
232

コメント
1.CPU倍率を5.5倍にすると、耐性が大幅(180〜190MHz)に下がった。
2.Vdimm電圧を2.77V以上に上げても、耐性は伸びなかった。
3.TRCDを2→3に緩めると耐性が10MHz程度向上した。
4.CAS Latencyを緩めても耐性は向上しなかった。
5.DDR400としては合格点だと思うが、OCには不向き?のようだ。

 その2 A-DATA 基板 「BH-5」 (03/07/29)

 2.Chip :Winbond W942508 BH-52332D/234WD
   Base: BDMA83A (A-DATA PC3200 CL2.5 256MB)



Memory Setting
Type 1
Type 2
Type 3
Type 4
Type 5
T (RS)
5
5
5
7
8
T (RCD)
2
3
2
3
4
T (RP)
2
2
2
3
4
CAS Latency
2.0
2.0
2.5
2.5
3.0
MAX FSB / 2.63V
205
217
205
217
N/A
MAX FSB /2.77V
219
226
219
228
N/A
MAX FSB /2.90V
229
234
229
234
N/A

コメント
1.CPU倍率を5.5倍にしても、耐性はほとんど変わらなかった。
2.耐性はVdimm電圧に依存し、電圧を上げるほど耐性は伸びた。
3.TRCDを2→3に緩めると耐性が5〜10MHz程度向上した。
4.CAS Latencyを緩めても耐性は向上しなかった。
5.8-4-4-3.0では、C1エラーで起動できなかった。
6.8RDA+改(A2)では、CL2/Vdimm:3.1VでFSB240MHzをオーバーした。


 その3 TwinMOS 基板 「BH-6」 (03/07/31)

 3.Chip :Winbond W942508 BH-63092E
   Base: GB3-211B (TwinMOS PC2700 CL2.5 256MB)



Memory Setting
Type 1
Type 2
Type 3
Type 4
Type 5
T (RS)
5
5
5
7
8
T (RCD)
2
3
2
3
4
T (RP)
2
2
2
3
4
CAS Latency
2.0
2.0
2.5
2.5
3.0
MAX FSB / 2.63V
213
223
213
224
N/A
MAX FSB /2.77V
225
233
225
234
N/A
MAX FSB /2.90V
235
235
235
237
N/A

コメント
1.CPU倍率を5.5倍にしても、耐性はほとんど変わらなかった。
  なお、MAX Go!Go!では、FSB234で1分6秒が出た。
2.耐性はVdimm電圧に依存し、電圧を上げるほど耐性は伸びた。
3.TRCDを2→3に緩めると耐性が10MHz程度向上した。
4.M/Bの限界の為、MAXFSBは235MHz止まりであった。
5.CAS Latencyを緩めても耐性は向上しなかった。
6.BH-6も8-4-4-3.0では、C1エラーで起動できなかった。
7.2GGPモード(FSB234MHz起動)で、46秒が出た。
8.今回検証を行ったメモリの中では、最も低価格かつ高耐性だった。

 その4 Kingston-KHX3500 (1枚差し) (03/07/31)

 4.Chip : N/A (Winbond Chip)
   Base: N/A (Kingston PC3500 CL2 256MB)

Memory Setting
Type 1
Type 2
Type 3
Type 4
Type 5
T (RS)
5
5
5
7
8
T (RCD)
2
3
2
3
4
T (RP)
2
2
2
3
4
CAS Latency
2.0
2.0
2.5
2.5
3.0
MAX FSB / 2.63V
202
215
202
215
N/A
MAX FSB / 2.77V
215
224
215
224
N/A
MAX FSB / 2.90V
226
231
226
232
N/A

コメント
1.2枚差しにすると、耐性が大幅(185〜190MHz)に下がるため、
  DIMM2に1枚差しとして耐性テストを行った。(T_T)
2.耐性はVdimm電圧に依存し、電圧を上げるほど耐性は伸びた。
3.TRCDを2→3に緩めると耐性が10MHz程度向上した。
4.CAS Latencyを緩めても耐性は向上しなかった。
5.KHX-3500も8-4-4-3.0では、C1エラーで起動できなかった。
6.8K9AIでは、CL2でもFSB260MHZをオーバーしたメモリであったが、
  8RDA+ Rev.2.1ではDDR400としても使用できなかった。(T_T)

 その5 メモリー設定別グラフ (03/07/31)

     Type 1 : 5-2-2-2.0


     Type 2 : 5-3-2-2.0


     Type 3 : 5-2-2-2.5


     Type 4 :7-3-3-2.5




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