1.「養生」その一
まずはM/Bの取り付けですが、その前にしておくべき大事なことがあります。それは、板の「養生」です。
P子の場合、手加減なして極限まで石を冷やし込むので、板も相当冷えて不安定になってしまうおそれがあるか
らです。
私の場合は、Vigorさんにいただいた10cm角の"スタイロフォーム"の周りに、同じくVigorさんにいただいた"ウ
レタンフォーム"をM/Bの下に敷いて、板の裏側の断熱と結露・着霜防止対策としました。さらに、その上に"キッ
チン・ペーパー"を載せ、絶縁と断熱を補強しています。
水色がスタイロフォーム、黒いのがウレタンフォームです。
どちらもスタッド・ボルトと同じジャスト2cmの厚さです。
気休めですが、キッチン・ペーパーを2枚敷きました〜
2.M/Bの取り付けと「養生」その2
さて、板の裏側の「養生」が済んだら、次はM/Bの取り付けるわけですが、M/Bを取り付ける度に感心するの
は、「V-TEC ARC Bed Rev.3.3」の工作精度です。
通常のケースのスタッドとは異なり、1mmオーバーサイズの4mmのネジで取り付けるのですが、9本のネジが
寸分の狂いもなく吸い込まれるように廻っていきます。これだけで「V-TEC」に全幅の信頼を寄せることが出来て
しまいます。
次に、板の上面の養生ですが、コンデンサに薄いスチレン?フォームを巻き付け断熱します。
あとは升にVigorさんお勧めのウレタンフォームを巻き付け、結露と着霜に備えてティッシュとキッチン・ペーパー
を升の周りに敷き詰めれば、「養生」の完成です。
総てのM/Bのホールとスタッドボルトのネジ穴が寸分の狂いもなく一致します!
大した養生でなくてご免なさい。(^^;
3.升の取り付け
いよいよ升の取り付けに入り升が、私の場合は下の画像のような厚手の方眼紙で作った型紙をCPUにセット
し、升のセンター出しを行っています。この型紙を用いるようになってから、随分升のセンター出しが楽になりまし
た。
型紙に合わせて升をセットし、「蝶ネジ(ロングボルト)」を升のセンターに合わせながら白い「蝶ネジ固定ブロッ
ク」を取りつけます。あとは「蝶ネジ」を少しグリグリするだけで升はCPUとバッチリ密着してくれます。
仕上げは、温度計のセンサーを取り付け、升にウレタンフォームを巻き付けていきます。さらに、ティッシュとキ
ッチン・ペーパーで養生をし、ケーブル類を接続すれば出撃準備は完了です。
型紙の製作時間はたったの5分ですが、その威力は絶大で〜す。(^^;
このように白い「蝶ネジ固定ブロック」を取り外せば、ロングボルトの取り付けは超簡単です。
でも、この技を知ったのはつい最近です。(^^;
升の取り付けが完了するとこんな感じでrす。
温度計のセンサーを取り付け、升と板に仕上げの養生をして、
ケーブル類を接続すれば出撃OKです。
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